京都を歩きまわった

実家に帰ったときに友人のお誘いで坊主と京都中を歩きまわった。
各お寺を次々に回っていく行。
実際は、昼間と深夜ずっと歩くのだけど、さすがに無理なので昼間の一部のみ同行させてもらいました。


自分は、無宗教な人間なので行自体に感じるところはないのだけど、回っている間にいろいろ発見はあった。
びっくりしたのが、かなりたくさんの人たちが坊主におがんでもらうためにわざわざ出てくること。
東京ではまず見かけない風景だと思う。
なんというか、尊う気持というのは普段の生活ではなかなか出てこない。
そういうの、ストレートに「ごくろうさまです。」という一言で表わせるんだ。


ただ、やっぱり声をかけてくれるのはご老人が多い。
京都でもこういうことってなくなっていくんだろう。
なんとも寂しいはなしだなぁ。
SNSとかコミュニケーションの形が変わるのは仕方がないけど、人に対する気持ち自体が希薄になっているのが残念というか危険というか。
機械化されていく感じ?
とか、ちょっと普段考えないようなことを考えるような体験でした。


雨でなかなかハードだったけど、面白い経験でした。
てか、東京がますます嫌いになったかも。


実家にあがりこむのらぬこ