Appleにとっての岐路

なかなかいい記事。


前回はPCが戦場で今回はモバイルフォン。
舞台が変わっても構造はあまり変わっていないように見える。
Macに対してプラットフォームをオープンにしたIBM PC、日本においてはNEC98に対するIBM PCにも言えることだろう。
Appleによる完全なコントロールを保つiPhoneに対して、オープンのAndroid
PCと同じ歴史を繰り返すならAndroidAppleを駆逐する。
Appleにとってはこの2、3年が正念場かもしれない。


ただ、IBM PCがオープンプラットフォームが全盛になったことによって何がおきたかふりかえってみると、必ずしもそうはならないかもしれない。
オープンプラットフォームゆえ様々なベンダが少しずつ違う同じものを作るわけだけど、やがてそのオリジナリティの表現の限界が来て価格競争になって現在の全く儲からないPC市場になった。
正しい市場の構造かもしれないけど、参入するベンダも当然その恐怖を感じながらなので慎重になるだろうし。


なんにせよ、モバイルはここ5年はディベロッパとしてはすごく楽しい主戦場には間違いない。
がんばろう。