MacのバックアップをNASに作るTip

ふと思いたって今迄サーバとして使っているMacbookに刺していた外付けディスクを、Airmac ExtremeのUSBに刺してサーバ落としてもメインのマシンとかからアクセスできるようにしました。
ついでなんで、バックアップに使っているディスクもAirmacに繋いだのですが、どうもアクセス権とかのバックアップまでされない。
それは困るなあと思っていたのですが、最終的にディスクイメージを作ってそれをマウントして使う方法で解決しました。


やることは簡単で、スパースバンドルという形式のディスクイメージを作って、そいつをマウントして使うだけ。
スパースバンドルは、ディスクユーティリティの 新規 > 空のディスクイメージ で作成します。
こんな感じ。

ポイントは、パーティションをハードディスク、イメージフォーマットをスパースバンドル・ディスクイメージにした上で、サイズにバックアップに使うディスクのサイズ以下を指定すること。
ディスクのサイズは後で変更できるので、とりあえずバックアップ対象より少し多めにしておく、とかでも大丈夫。
また、ここで1Tと設定したからといって実際に1Tのディスクイメージファイルが作成されるわけではなく、最初は数十から数百メガのファイルで、ディスクイメージ内にデータが書きこまれるにつれサイズが大きくなっていきます。
要するに、最初は、1Tの容量のハードディスクですよ、という情報が入ったファイルが作成されるだけです。
サイズの変更は、作成したディスクイメージをマウントしていない状態で、ディスクユーティリティの イメージのサイズを変更 によってサイズ拡張、その後ディスクイメージをマウント(実行するとマウントされます)して、パーティションのタブを選んでパーティション拡張してあげればOK。
簡単。


こうして作成したディスクイメージをバックアップに使う外付けドライブに移動して、マウント、バックアップ先ディスクとして使えば普通のローカルドライブとして使えてアクセス権なども問題なくバックアップされます。
あまり知られていないけど、結構便利です。